古賀信康准教授が2018年度分子科学研究奨励森野基金を受賞しました
協奏分子システム研究センター(生命創成探究センター)の古賀 信康 准教授が、2018年度の分子科学研究奨励森野基金を受賞しました。
当該基金は故森野米三東京大学名誉教授の拠出により設立され、将来性のある分子科学の研究者の発展を期待して、研究者に助成金を交付するものです。今回の古賀准教授の受賞は、「理想タンパク質構造のデザイン原理に関する研究」に対するものです。
生命現象を司るタンパク質分子は、アミノ酸配列に従って特異的な立体構造を形成し機能を発現します。理想タンパク質構造をゼロからデザインすることで「アミノ酸配列がどのような原理で折りたたみ後の構造を決定しているのか?」という問題に迫った古賀准教授の研究が高く評価され、今回の受賞につながりました。