石崎章仁特任准教授が第10回凝縮系科学賞を受賞しました
協奏分子システム研究センターの石崎章仁特任准教授が第10回凝縮系科学賞(理論部門)を受賞しました。受賞業績は「実時間量子散逸系の理論とその光合成初期過程への展開」で、散逸系量子ダイナミクスの基礎理論開発とその化学物理学・生物物理学への展開が評価されたものです。一連の研究は、光合成初期過程の化学物理学・生物物理学などの当該分野に留まらず量子物理学やエネルギー変換デバイスの理論研究など関連周辺分野にも強い影響を与えています。
この賞は凝縮系科学に従事する優れた若手研究者を奨励することを願って、 青山学院大学の秋光純教授と東京理科大学の福山秀敏教授が私費を投じて2006年より創設した賞です。