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科学研究費補助金

挑戦的萌芽研究(令和3-5年度)
「カルボニル化合物を求核剤とした分子変換反応の開拓」(代表)

新学術領域研究(研究領域提案型)(平成28-29年度)
高活性高分子触媒の創製と連続フローシステム化(代表)

計画:
高次機能性分子の効率合成を実現する新規高活性分子触媒の創製を行い、それを用いた連続フローシステムの開発を実施します。

挑戦的萌芽研究(平成26-27年度)
「ユビキタス金属ナノ粒子の触媒機能開発」(代表)

成果:
有用な触媒的分子変換工程の多くはレアメタル遷移金属触媒によって達成されてきた。近年レアメタルの枯渇性を考慮し,ユビキタス遷移金属への転換が計られつつある。本研究提案では両親媒性高分子担体内でユビキタス金属ナノ粒子を発生・固定化することで同ナノ粒子を安定化させ,その触媒機能を探索した。

新学術領域研究(公募研究)反応集積化の合成化学(平成24-25年度)
「触媒膜導入マイクロ流路反応デバイスの創製」(代表)

成果:
マイクロフロー反応でバイスの多元機能化を行い、多段階精密有機合成へと展開した。

新学術領域研究(公募研究)反応集積化の合成化学(平成22-23年度)
「触媒膜導入マイクロ流路反応デバイスの創製」(代表)

成果:
マイクロ流路内でのナノパラジウム触媒膜の形成に成功し、銅巻く触媒導入マイクロ流路デバイスによる効率的なハロアレーン類の還元的脱ハロ反応を達成した。

特定領域研究(計画研究)協奏機能触媒(平成18-21年度)
「理想化学変換プロセスを実現する新しい水中機能性固体触媒の開発」(代表)

成果:
水中不均一での多段階精密有機合成への展開を実施。なかでも水中でこそ成立する疎水性相互作用と,遷移金属特有の触媒作用を集積する新反応場設計に取り組み成果を上げた。

基盤研究(A)(平成15-18年度)
「水中で機能する高分子分散型複合金属ナノ触媒の創製」(代表)

成果:
PS-PEGレジン反応場での金属ナノ粒子発生を検討。その触媒機能を精査した。

特定領域研究(計画研究)動的錯体(平成14-17年度)
「完全水系中での遷移金属反応場」(代表)

成果:
未開拓であった水中不均一での不斉反応場の確立に挑戦。水中機能性の新規な高立体選択的不斉場を得た。

学術創成研究(平成13-17年度)
「マイクロチップ集積化による反応・機能制御システムの開発」(分担)

成果:
固定化触媒のチップ内への組み込みと、触媒反応実施を分担を行った。

基盤研究(B)(展開)(平成11-13年度)
「水中での触媒的有機合成プロセス:環境負荷物質のゼロエミッション化」(代表)

成果:
基本的なPS-PEGレジン担持錯体触媒の適用範囲を徹底検討。同触媒を市販品へと高めた。

基盤研究(B)(一般)(平成11-12年度)
「水中有機合成を実現する両親媒性固相担持触媒の開発」(代表)

成果:
水中不均一触媒を実現する基礎概念を確立・提唱、PS-PEGレジン反応場の有用性を見い出した。

競争的資金

科学技術振興機構 ACCEL研究(平成26-31年度)
「超活性固定化触媒開発に立脚した基幹化学プロセスの徹底効率化」(代表)

計画:
CRESTなどでは、水/有機溶媒の両方になじむ両親媒性高分子に、配位子やPd(パラジウム)などの遷移金属を結合させ、水中で高い触媒機能を示す高活性固定化触媒を多数開発し、多様な有機分子変換<工程を実現してきた。ACCELでは、これら触媒が水中で高活性で反応するという特長を活用して、稀少貴金属触媒使用量をさらに削減したppm(100万分の1)からppb(10億分の1)レベルでの反応を実現する触媒としての研究を進め、固定化の利点(触媒分離・回収再利用が容易)を生かした高純度生成物供給と触媒循環を確立します。それにより、触媒ならびに触媒カートリッジの世界的市販を達成し、化学プロセス研究のパラダイムシフトを先導することを目指します。また、環境調和性、省資源性、元素戦略性に富む精密化学プロセス触媒の開拓を目指します。

科学技術振興機構CREST研究(平成23-28年度)
「有機合成用鉄触媒の高機能化」(分担)

計画:
元素戦略の視点から「鉄」触媒に特化して合成化学プロセスの刷新を目指す

NEDOグリーン・サステイナブルケミカルプロセス基盤技術開発(平成21-23年度)
「高機能不均一触媒の開発と環境調和型化学プロセスの研究開発」(代表)

成果:
基礎開発を終えた成果を実用化に向けて企業等との共同研究を中心に展開しEL電子材料等を安全,安価,大量,クリーンに供給する触媒プロセスを確立した。また研究過程で開発した新規ナノ白金 触媒は市販実用化段階(パイロット製造中)に到達している。

科学技術振興機構CREST研究(平成14-19年度)
「水中での精密分子変換を実現するナノ遷移金属触媒創製」(代表)

成果:
グリーン化学合成に資する水中精密合成を徹底開発。ナノPt,ナノPd の酸化還元能や新不斉触媒開発に成果を上げた。基礎成果面で極めて高評価を得,また今後の実用展開を期待された。

NEDO高効率マイクロ化学プロセス技術プロジェクト(平成14-16年度)
「高分子担持型有機金属触媒反応の研究」(代表)

成果:
フロー系マイクロリアクタに導入可能な固定化触媒創製を再委託。触媒反応のフロー実施。

東レ科学振興会研究助成(平成14-15年度)
「完全水系メディア中で機能する複合金属ナノ触媒の開発」(代表)

成果:
両親媒性マトリクス内に分散埋包したナノPd粒子を開発。酸化反応に触媒利用、展開。

住友財団(平成13年度)
「水中機能性ナノ金属触媒の創製と水中有機変換への適応」(代表)

成果:
種々の高分子担持ナノ金属粒子触媒を創製し、水中での有機分子変換工程を実現した。

旭硝子財団(平成12-13年度)
「完全水系メディア中での高効率触媒的不斉合成」(代表)

成果:
別途独自に開発していたMOP、boxax を固定化し水中触媒利用。

RITE優秀研究企画(平成12-13年度)
「固相担持遷移金属触媒を利用した水系メディア中でのファイン・プロセス」(代表)

成果:
PS-PEGレジン反応場におけるPd触媒反応、Rh触媒反応を特化して検討。

上原生命科学財団(平成12年度)
「完全水系中で機能する固定化不斉触媒へのコンビナトリアル・アプローチ」(代表)

成果:
新不斉触媒構造をコンビナトリアル探索。疎水性相互作用が有効に働く触媒を開発。

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