測定例 - 近接場光学像




PIC J-会合体の蛍光像

偏光蛍光測定

CWグリーンレーザー(532 nm)を用いてPIC(色素) J-会合体の蛍光像測定を行いました。 このJ-会合体はその構造(長さ数ミクロンのひも状)の向きと遷移モーメントの向きが 同じ方向であることがよく知られています。

吸収・蛍光スペクトルを示します。一般のJ-会合体によく見られるシャープなスペクトル が得られました。
次にトポ像を示します。多数のひも状の構造が見られます。
長さ数ミクロン、幅100 nm、高さ10 nm程度です。

試料下でコリメートした蛍光を偏光子に通し、蛍光像を測定しました。
偏光子の向き
トポ像と対応した蛍光像が明瞭な偏光依存性とともに認められます。