ようこそ草本グループへAbout Us

物質科学の醍醐味は多様性であり、無限とも言える元素の組み合わせ・繋ぎ方・並べ方により、様々な構造、多彩な機能を創りだせる点にあります。我々のグループはラジカル磁性金属錯体など、不対電子を有する一風変わった分子性物質に注目しています。このような物質を新しく設計・合成・配列し、これまでにない機能や物性を創出すると共に、物性科学に変革や新概念をもたらすような理(ことわり)を見つけることを夢見て研究を進めています。研究は山あり谷あり、なかなかうまくいかなくて頭を抱えることもありますが、そんな困難を乗り越えた先に、我々しか出会うことができない感動があります。さあ、私たちと一緒に、物質科学の多様性を楽しみ、自然科学に感動する研究の旅にでましょう!

お知らせWhat's New

安定発光ジラジカルが示す単分子マグネトルミネッセンスに関する研究成果がJournal of the American Chemical Society誌にWEB公開されました。また、本研究成果をプレスリリースしました。
草本が大阪大学大学院基礎工学研究科物質創成専攻未来物質領域の教授に着任しました。阪大草本研究室のHPはこちら
竹脇由佳さん(総研大D1)が加入しました。ようこそ!
分子内で部分電荷移動を起こした双性イオン性有機ラジカルの電気・磁気特性に関する研究成果がJournal of the American Chemical Society誌にweb公開されました。熊本大学の上田顕准教授*、大阪大学の鈴木修一准教授、リガクの佐藤寛泰博士との共同研究成果です。
アルキルベンゼンをドナーとしたシンプルな強発光性有機ラジカルの開発に関する研究成果がChemical Science誌に掲載されました。龍谷大学の服部陽平博士*、MOLFEXの大田航様、京都大学の佐藤徹教授との共同研究成果です。
草本准教授がJournal of Materials Chemistry C (Royal Society of Chemistry) のAdvisory boardに加わりました。
久保田亜紀子さんが技術支援員として加入しました。ようこそ!
有機ラジカルを用いた近赤外線LEDの開発に関する研究成果がAdvanced Optical Materials誌にWEB公開されました。Cambridge大学のRichard H. Friend教授およびSwansea大学のEmrys W. Evans博士との共同研究成果です。
安定発光ジラジカルが示す単分子マグネトルミネッセンスに関する研究成果がChemRxivにて公開されました。
"二重項"分子系の発光特性に関する総説が Coord. Chem. Rev.に掲載されました。
新しい有機スピン液体候補物質に関する研究成果が Bull. Chem. Soc. Jpnに掲載されました。
壬生託人さんがPDとして加入しました。ようこそ!
発光ラジカルが配位したコバルト(II)およびニッケル(II)錯体の構造と磁性に関する論文がMolecules誌にWEB公開されました。分子研・体験入学で草本Gに来てくれた吉本さん(当時B3)が新規に合成した錯体です!
水野麻人さんがPDとして加入しました。ようこそ!
安定トリアリールメチルラジカルおよびその金属錯体が示すユニークな光機能に関する総説がChemistry Letters誌にweb公開されました。オープンアクセスなので自由にご覧いただけます!
Chem-Stationのスポットライトリサーチに木村くん(2021年3月Dr卒)の研究を取り上げて頂きました!
草本G秘書の増田道子さんが4月末をもって特別研究部門 藤田G専属となられました。お世話になりありがとうございました。
そして5/1から川口律子さんが草本G秘書として新たに加わりました。どうぞよろしくお願いします!
室温下・純粋な結晶状態で近赤外発光を示す安定有機ラジカルに関する論文がChemPhotoChem誌にWEB公開されました。
「配位高分子化」がラジカルの磁場応答発光発現の鍵になることを見出した研究に関する論文がJournal of the American Chemical Society誌にWEB公開されました。木村君(2021年3月Dr卒)の研究成果です。
三角形発光ラジカルと二次元ハニカム構造をもつ発光性開殻配位高分子に関する研究成果をプレスリリースしました。研究成果の英文紹介記事はこちら
三角形発光ラジカルと二次元ハニカム構造をもつ発光性開殻配位高分子に関する論文がJournal of the American Chemical Society誌にWEB公開されました。
ラジカルが示すmagnetoluminescenceの詳細とメカニズムに関する論文がChemical Science誌のInside Front Coverに選出されました。
草本の講演動画、 市民公開講座 第127回分子科学フォーラム「ラジカルー奇数個の電子をもつ分子が示すユニークな機能」がYouTube上に公開されました。ラジカルの面白さが皆様にも伝わりますように!
草本Gでは特任研究員(博士研究員)を募集しています。詳細はこちら
草本が関わった論文がScientific Reportsに掲載されました。
ラジカルが示すmagnetoluminescenceの詳細とメカニズムに関する論文がChemical Science誌にWEB掲載されました。2021年幸先のいいスタートです!
中貝梢さんが技術支援員として加入しました。ようこそ!
発光ラジカルが配位した亜鉛錯体のmagnetoluminescence挙動に関する論文がChemical Communications誌のInside Front Coverに選出されました。
発光ラジカルが配位した亜鉛錯体のmagnetoluminescence挙動に関する論文がChemical Communications誌に掲載されました。草本Gからの論文第1号です!!
草本が第二回“光”機到来!Qコロキウムで講演した際の動画がYouTubeで公開されました。
第二回“光”機到来!Qコロキウムで草本が講演を行いました。
追いコンを行いました。石原さん,藤澤さん,学位取得おめでとう!
新年会を兼ねて草本グループの結成一周年をお祝いしました。2020年も全力で走り抜けましょう!
忘年会を行いました。一年間お疲れさまでした!
松岡亮太助教が草本Gに着任しました!ようこそ!!
東大の前田啓明先生、西原寛先生との共同研究の論文がJournal of Inorganic and Organometallic Polymers and Materials誌に掲載されました。
ハロゲン置換がσホール結合に基づく二次元超分子構造と固体物性に与える影響を調べた論文がJournal of Magnetism and Magnetic Materials誌に掲載されました。
錯体化学会第69回討論会で草本准教授が錯体化学会研究奨励賞を受賞し、受賞講演を行いました!おめでとうございます!
錯体化学会第69回討論会で石原さん(M2)と藤澤さん(M2)がポスター発表を行いました。
草本G秘書の青木純子さんが8月末をもってご退職されました。お世話になりありがとうございました。
そして9/1から増田道子さんが草本G秘書として新たに加わりました。どうぞよろしくお願いします!
木村舜君(D2)がSpin Chemistry Meeting 2019@Saint Petersburgでポスター賞を受賞しました!おめでとう!
分子研の夏の体験入学で阿相くん(修士2年生)と金澤君(学部2年生)が草本Gを訪れ、光るラジカルを合成しました!
錯体化学若手の会夏の学校2019に参加しました。
松尾豊先生らとの共同研究論文がCarbon誌に掲載されています。
ラジカルと銅イオンからなる一次元鎖錯体に関する論文がDalton Transactions誌のHOT articleに選出されました!
分子研オープンキャンパスが開催されました。たくさんのご来場ありがとうございました(*^-^*)。
決起会を行いました。これから頑張っていきましょう!
集合写真を撮りました。これから本格始動です!
研究室の改修工事が終わりを迎えようとしています。いよいよ実験室の立ち上げです!
総研大生の石原さん(M2)、加藤くん(M2)、藤澤さん(M2)、東大から来た木村くん(D2)、秘書の青木さんと共に新年度をスタートしました。
分子研に草本グループが立ち上がりました。

大学院生・博士研究員を募集していますCome and Join Us!

草本グループでは、光・電子・磁気機能を示す新物質の創製未踏分子機能の創出に意欲的な大学院生を募集しています。 世界の分子科学を先導するこの研究所では、充実した実験設備に囲まれ第一線を走る研究者から刺激を受けながら、最先端の科学研究に打ち込むことができます。 分子科学研究所は、国立大学法人総合研究大学院大学(総研大)の物理科学研究科と一体になって大学院教育を行っています (総研大HPはこちら)。 総研大に入学することで草本グループで研究を進めることができます。 総研大ではRA(85万円以上/年)やSRA制度(1,2年次は170万円/年、3-5年次は230万円/年) などの経済支援が充実しており、修士課程から全員が支援を受けることができます。これら以外にも様々な支援制度があります。 総研大の入学試験は夏と冬の2回行われます(冬は3年次編入のみ対象とする時があります)。 研究室見学も随時受け付けています。学部生も歓迎します。興味を持たれた学生、博士研究員の方はぜひ草本までお問い合わせください。

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連絡先Contact

自然科学研究機構 分子科学研究所
生命・錯体分子科学研究領域 錯体物性研究部門
草本 哲郎

〒444-8787 愛知県岡崎市明大寺町字東山5-1

TEL: 0564-59-5520 Email: kusamoto [at] ims.ac.jp